赤いクワガタとは?生息場所や危険な理由!触ってしまった時の対処法も調査!

『赤いクワガタを見つけても触らないで!』というニュースがでて話題になっていますね!
赤いクワガタなんて言われたら「かっこよさそう」とか思ってしまいましたが、その正体は『ヒラズゲンセイ』という昆虫でとても危険なんだそうです。
赤いクワガタが危険な理由や、生息している場所について調査してみました。
また万が一、触ってしまった時の対処法についても調べたので、わかったことを紹介していきますね!
赤いクワガタとは?
【有毒「赤いクワガタ」要注意】https://t.co/hRU0K1SShS
昆虫「ヒラズゲンセイ」が京都や滋賀で生息域を広げている。真っ赤な体とクワガタのような大あごが特徴で、触るとかぶれや水ぶくれを引き起こすことがあるという。専門家は見つけても触らないように呼び掛けている。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) July 11, 2019
そもそも赤いクワガタとは?
一体何者なんだ!?
ということで正体を調査してみたところ、ヒラズゲンセイという昆虫でした。
体調は20〜30mmで独特の真っ赤な色に黒い足や触覚が映えています。
そしてオスには黒い大きなアゴがあり、これが赤いクワガタに見える原因ですね。
ちなみにメスにもこのアゴはついているようですが、オスに比べて小さいようです。
ハナバチ類の巣に寄生する特異な習性を持つ昆虫の種類をツチハンミョウというようで、この赤いクワガタと呼ばれるヒラズゲンセイもツチハンミョウの一種です。
赤いクワガタ(ヒラズゲンセイ)はクマバチの巣に寄生しているため、クマバチが好むサクラや巣をつくる古い木造家屋などの場所でみられるそうです。
赤いクワガタは見た目がクワガタムシのようだと言うだけで、一切クワガタムシとは関係していない昆虫でした。
赤いクワガタ(ヒラズゲンセイ)の生息場所や危険な理由!
赤いクワガタ(ヒラズゲンセイ)は、インドネシアやマレーシア、フィリピンやベトナムなど温かい地域に生息している甲虫だそうです。
戦前から高知県で多く生息が確認されており、もともと近畿地方には生息していなかったそうですが、1976年に和歌山県で発見され本州に進出してきているようです。
他にも三重県や大阪府などでも生息が確認され、四国では香川県にも広がっているようです。
現在の生息北限は、京都府南丹市や滋賀県近江八幡市とみられているとのことでした。
そしてこの赤いクワガタ(ヒラズゲンセイ)が危険と言われる理由は、体液が有毒だからです!
この有毒体液は黄色い色をしているそうで、皮膚につくと「かぶれ」や「水ぶくれ」になります。
水ぶくれは、破裂すると痒みをともなうカサブタとなり長期間跡が残るそうです。
赤いクワガタなんて珍しい昆虫をみつけてしまったら、昆虫を触れる人ならついつい手を出してしまいますよね。
ですが、有毒だということを思い出し絶対に触らないようにしましょう!
いつどこで赤いクワガタと出会うかわかりませんし、子供にも注意しておいたほうが良差そうだなと思いましたね。
赤いクワガタ(ヒラズゲンセイ)を触ってしまった時の対処法
もしも赤いクワガタ(ヒラズゲンセイ)の体液を触ってしまった時の対処法は、すぐに流水で流すということでした。
そしてかぶれなどの症状がでたら、すぐに皮膚科に行くように言われていました。
とても簡単な対処法なので、もしも赤いクワガタ(ヒラズゲンセイ)の体液に触れてしまったら落ち着いて処置し、お医者さんに行きましょう!
世間の反応
世間の反応はこんな感じですね。
ヒラズゲンセイっていう赤いクワガタ(ハンミョウ)見たけどあれだいぶかっこいいので子供触っちゃいそうだな…
— 尾瀬ヶ原薄 (@tigiru_ebikui) July 11, 2019
クワガタじゃないけど、私のような子どもたちは
わぁ!赤いクワガタ見つけたー!新種なの?すっげー!
となりそう。
— たぶん、こばっち (@kiiro_uo_ou) July 11, 2019
まず赤いクワガタのような見た目だけどその言い方は誤解を招くし、そもそも出会うことがレアなのだが
— 這いずる指 『ぽみ』 (@Pomi_Granate) July 11, 2019
赤いクワガタがいるわけではないのね
— サクラモチ🌸 (@kumoti252522) July 11, 2019
赤いクワガタ子供が触りそうやな‥
— m9 (@mgs5m9ww) July 11, 2019
見た目の奇抜さや珍しさに、子供が触っちゃいそうと心配する声がたくさんありましたね。
また見た目が赤いクワガタのようなだけで、実際はクワガタではないのかい!と思った人もたくさんいました。
私もつい『クワガタムシじゃないんかい!』とツッコんでしまいましたね。
でも「赤いクワガタ」といったほうがインパクトがあり覚えやすいので、忘れた頃に出会っても『あ、こいつは有毒!触っちゃダメだ!』って思い出せそうだなと思いました。
『ヒラズゲンセイ』って聞き慣れないから、時間がたったら忘れちゃいそうですしね。
まとめ
赤いクワガタの正体は、「ヒラズゲンセイ」という体液に毒をもつ昆虫でした。
日本での生息地域は限られているようなので、出会う人の方が珍しいと思いますが、黄色い体液は有毒なので触らないように気をつけましょう!
また生息地がどんどん拡大していっているようなので、お近くの地域の方も念の為要注意ですね。