デザイン会社のデザイン研修ってどんなことをするの?

前回までで、デザイン会社の仕事はいろいろあり、新人は「電話対応・デザイン・印刷業務の研修から仕事がスタートする」ことを紹介しました。
そして、デザイン会社の電話対応の研修については紹介したので、今回はみなさんお待ちかねの「デザインの研修について」紹介していきます。
デザイン会社の新人が受ける「デザインの研修ってどんなことをするんだろう?」ってとても気になりますよね。
それでは早速紹介していきます。
デザイン研修でやること
私の会社では、デザインについてこんな感じの研修がありました。
- デザイン制作とはどんな仕事なのか
- デザインはどうやって制作するのか
- Illustratorの使い方
- Photoshopの使い方
- 実際にデザインを作ってみる
デザインの研修といっても、すぐにパソコンを触れるわけではありませんでした。まずは「デザイン制作がどんなものなのか」ということを理解することから研修が始まります。
では、実際にどんな内容だったのかを具体的に紹介しますね。
デザイン制作ってどんな仕事なの?
デザイン研修で1番最初に教わったのは、「デザイナーが考えたオリジナルのデザインを作るわけではなく、お客様の希望するデザインを作る仕事」だということでした。
お客様が作りたいと思っているデザインを私達が形にしてあげることで、お客様の納得がいくデザインに仕上がるんですね。
私は「デザインはデザイナーが考えて作るもの」という固定概念にとらわれていたため、お客様の希望するデザインを作っていると初めて知って、目からウロコでしたよ。
デザインはどうやって制作していくの?
デザインは、お客様からもらったイメージのラフ画や画像などの素材を元に、専用のデザインソフトを使って作っていくという内容の研修をしました。
基本的にはIllustrator(イラストレーター)というデザインソフトを使って、画像処理にはPhotoshop(フォトショップ)とうデザインソフトを使って作っていきます。
私はデザインソフトを使ったことがなかったので、ソフトの使い方から丁寧に教えてもらいました。
未経験者歓迎の会社は、研修でソフトの使い方から教えてもらえるので専門学校に行っていなくても大丈夫ですよ。
実際にデザインを作る研修は何をするの?
デザインの作り方を教わったら、実際に簡単なデザイン制作をやってみて、出来上がったものを上司にみてもらうという研修を受けました。
私の会社で簡単なデザイン制作というと、「文字を置く」というものがあります。
イラストレーターでテキストの入力の仕方や、文字の装飾方法は習ったので自分なりにかっこよく仕上げてみました。
出来上がったものを上司にみてもらい、アドバイスを受けながら修正したものをみてみると、見違えるほどの出来に仕上がりました!
文字を置くだけと言うと簡単に聞こえますが、デザイン制作は本当に奥が深いと思いましたね。
まとめ
デザイン研修では、「デザイン制作というものがどういうものなのか」ということから作り方、実践についての心得から制作方法までを勉強します。
デザイナーオリジナルのデザインを作るというわけではなく、お客様の希望のデザインを作るということがわかりましたね。これを勘違いしてしまうと、お客様に納得してもらえるデザインには仕上がらないので気をつけてみてくださいね。
それでは、次回はデザイン会社の印刷研修について書いていこうと思います。